犬連れキャンプの魅力とは
愛犬と一緒にさまざまな体験が出来る

犬連れキャンプは、大好きな愛犬と自然の風景の中でリラックスしながら、さまざまな遊びや体験を一緒にすることができます。愛犬との思い出づくりにはピッタリですよ。

愛犬の新たな一面を見られるかも
開放的な自然環境の中では、普段より愛犬のテンションが高まることが予想されます。日常生活では見る事のできない愛犬のはしゃぐ姿や、新たな一面が見れたりするかもしれません。愛犬と一緒なら、キャンプの楽しさは何倍にもなること間違いなしです。

愛犬のストレス発散になる
自然の中の広いドッグランで愛犬と一緒に思いっきり遊ぶことで、愛犬のストレス発散になりますし飼い主の運動不足解消にもなります。
普段とは違う自然豊かな環境は犬にとって良い刺激となります。そこで体験できる様々なアクティビティに参加すれば、愛犬のテンションはさらに上がることでしょう。お出かけ好きな愛犬なら、一度はキャンプに連れて行きましょう。
犬連れにオススメなキャンプ場の設備
ドッグフリーサイト

通常のキャンプ場では、犬は常にリードの着用が必要です。
しかし、ドッグフリーサイトのあるキャンプ場では、区画内(利用者のプライベートエリア)で愛犬をノーリードにする事が出来ます。
つまりドッグフリーサイトとは、愛犬専用のプライベートドッグランです。
ドッグランは柵で区切られているので、愛犬が他の利用者のいるエリアへ侵入したり、遠くへ行って迷子になる心配がありません。
また、ドッグフリーサイトがあるキャンプ場は、犬用のシャワーなど犬用の設備が整っていたり、施設全体が犬連れに寛容な場合が多いです。
ドッグフリーサイトのあるキャンプ場なら、犬とその飼い主がのびのびと過ごせるので、犬連れキャンプ初心者にもオススメできます。
子犬のキャンプデビューはいつから?

ワクチンが終わったらキャンプデビューOK
生後5ヶ月未満の子犬をキャンプに連れて行くのは危険です。生まれたばかりの子犬ではまだ免疫力がなく健康状態が不安定ですし、ワクチンの接種も終わっていません。ワクチンがまだなのに、子犬をキャンプ場のように感染症リスクが高い場所に連れて行くのはやめましょう。子犬をキャンプに連れて行くなら生後5ヶ月を過ぎ、ワクチンが終了してからにしましょう。

ほかの場所にお出かけしよう
しかし、犬の「社会化」のためには、なるべく早い時期から(生後2ヶ月〜)子犬をいろいろな場所へ連れて行き、さまざまな刺激に触れさせることが大切です。ワクチンがまだでも、子犬をペットカートに乗せていれば感染症のリスクから守れます。なので、子犬のうちにペットカートでいろいろな場所にお出かけしましょう。
ワクチンがまだなのに地面を歩かせてしまうと、子犬が感染症にかかる恐れがあるので絶対にやめましょう。
犬と寝るときはどうする?
キャンプで寝るときは、「コット」というアウトドア専用のベッドを使用します。犬用の「ドッグコット」は地面から20cmほど高さがあるため、愛犬を地面の冷えや害虫から守ってくれます。

キャンプ場は夏場でも夜間は意外と冷えますので、愛犬の身体を冷やさないために犬用シュラフ(寝袋)を準備しましょう。

またキャンプ場では普段と異なる環境のため、愛犬が不安になり夜眠れなくなる事が予想されます。
キャンプ場でも愛犬に安心して寝てもらうには、普段愛用しているタオルや毛布など、愛犬のにおいが付いたものがあると良いでしょう。
またキャンプに行く前から、自宅でも愛犬にテントやコットを使わせましょう。普段から、愛犬をキャンプ用品に慣れさせておくことが大切です。
犬とキャンプに行く前の準備
ワクチン接種と狂犬病予防接種をしておく
キャンプなど、アウトドアに行くなら混合ワクチンは8種類以上のものが安心です。ワクチンは獣医師と相談した上で、愛犬にとって最適なものを選びましょう。
まれに、ワクチンの接種後にアレルギー症状が出る事があります。アレルギー症状が完全に治まるのは約1週間〜2週間後といわれているので、キャンプに行く2週間以上前にワクチン接種を済ませましょう。
また一部のキャンプ場では、「狂犬病予防注射済票」と「混合ワクチン接種証明書」の提示をしないと入場が制限されることもあります。
愛犬とキャンプに行く際は必ず、証明書の原本またはコピーを携帯しておくようにしましょう。
ノミ・ダニの予防対策をしておく
キャンプに行くなら、ノミやマダニの対策は必須です。
キャンプ場では、普段の生活よりも愛犬がノミやマダニに刺されるリスクが高くなります。刺されることで発症するアレルギーや感染症のリスクもありますから、事前にきちんと対策をしましょう。
ノミアレルギーはたった1匹のノミに刺されただけでも発症しますから、ノミ予防薬による徹底した対策が必要です。
フィラリアの予防薬を投与しておく
フィラリアとは、犬が蚊に刺されると感染するリスクがある寄生虫です。
もし犬がフィラリアに感染すれば、心臓や肺などの臓器に障害を引き起こすリスクがあります。
ですのでキャンプに行く前は必ず、愛犬にフィラリア予防薬の投与を行なって下さい。
フィラリア予防薬は動物病院で獣医師に処方してもらえますが、ネット通販でも入手できます。
効果を持続させるには定期的な投与が必要となりますので、キャンプに行く前だけでなく、普段から定期的に投与を行なって下さい。
犬用の虫除けスプレーを用意しておく
フィラリアは愛犬が蚊に刺されることで、愛犬の体内に寄生します。
つまり、蚊に刺されなければフィラリアには感染しません。必ず愛犬にフィラリア予防薬を投与したうえで、虫除けスプレーを使いましょう。
爪を短く切っておく

とくに穴を掘る癖のある愛犬は、キャンプで使う布製品(寝袋やテント)に爪で穴を開けることがあります。また、ペグ(テント等を固定する道具)を掘り起こさないためにも、爪を短く切っておきましょう。
犬のキャンプグッズをそろえておく
犬専用のキャンプグッズを用意しましょう。
犬をキャンプグッズに慣れさせておく
普段から愛犬にキャンプ用品を使わせて、慣れさせましょう。道具に慣れておけば、キャンプ場でも安心して過ごせます。
犬のキャンプグッズ一覧
- 狂犬病予防注射済票、混合ワクチン接種証明書
- 迷子札・犬艦札
- ペット用テント
- ドッグコット(犬用ベッド)
- 犬用シュラフ(寝袋)
- サークル
- 犬が愛用している毛布・タオル(愛犬のにおい付き)
- 大きめのタオル(濡れた犬用)
- ドッグフード
- お皿・水入れ(ステンレスなど割れない素材)
- ドッグアンカー
- リード
- レインコート
- ウエットティッシュ
- ペットシーツ
- トイレマット
- うんち袋
- 犬のおやつ
- 収納ボックス
- ドライブボックス
- ドライブシート
キャンプ場に着いてから気をつけること
夜間の無駄吠え

キャンプ場で一番多いトラブルの原因は、犬の無駄吠えです。とくに夜間の無駄吠えは、周りの人の迷惑になるので絶対に禁止です。
普段は静かな犬でも、キャンプ場ではいつもと違う環境で不安になり吠えてしまうようです。またキャンプ場では、夜間でも聴き慣れない音がしたり、野生動物の気配がしたりなど、愛犬が不安になる要素がいくつもあります。
キャンプ場でも愛犬が安心して眠るためには、「愛犬が愛用している毛布やタオル」を持っていき、寝床に置いてあげると安心して眠れるようです。
他にも、飼い主との距離感など、寝る時の環境をなるべく普段と同じにすることで眠れるようです。
暑さ対策・熱中症対策

とくに夏の間は、愛犬を強い日差しから守るためにも常時、テント内など日陰に居させましょう。
そのほかの季節でも、直射日光の熱や紫外線から愛犬を守るために、愛犬の居場所は日陰にしましょう。
とくに短毛種の犬は直射日光が皮膚まで届きやすいため、皮膚病になりやすいです。また長毛種の犬は直射日光が当たると被毛の内部に熱がこもるため、熱中症になりやすいです。ですので短毛種も長毛種も、日陰に居させましょう。
日陰にいても、こまめに水分補給を行うことが大切です。お水を入れるお皿はステンレス製だと割れる心配がないのでオススメです。

盗み食いさせない

とくに、犬が食べてはいけない食材(玉ねぎ、チョコレート、ぶどうなど)は愛犬の届くところに置かないよう気をつけましょう。盗み食い防止のために、ハイテーブルを用意しましょう。

犬の盗み食いを防ぐために、人間の食事と愛犬の食事のタイミングを合わせましょう。愛犬が食事を食べ終えたあとはおやつを与えて、愛犬の意識をテーブルに向けさせない事が大切です。

寝る前に犬の散歩とトイレを済ませておく
キャンプ場で夜眠れなくなる犬は多いです。自然豊かなキャンプ場では、夜間でも野生動物の鳴き声や木々の枝葉が擦れる音など、さまざまな音がします。愛犬の寝つきを良くするために、寝る直前に散歩をして疲れさせましょう。
また、寝ている間にテント内や寝床でトイレするのを防ぐためにも、寝る直前にトイレも済ませましょう。
寝ている間の脱走に注意

いつも飼い主のそばを離れない犬でも、キャンプ場では野生動物の気配や聞き慣れない音や匂いなどに興奮して脱走することがあります。
犬だけで探検に出かけてしまうと迷子になりますし、危険な目に遭うかもしれません。
愛犬が脱走しないように、リードで繋ぐかサークルやゲージに入れておきましょう。

もしも愛犬が脱走した時に備えて、「迷子札・犬鑑札」を付けておきましょう。

キャンプに行くなら「しつけ」が必要な理由
犬の安全を守るため
キャンプ場は普段の生活とは全く異なる環境です。また愛犬にとって危険がいっぱい待ち構えています。
ほかの客とのトラブルを防ぐため
キャンプ場には、犬が嫌いなお客さんや子供もいます。とくに犬や子供は行動の予測がつかないものどうしでまさかの事故やトラブルが起きやすいです。普段おとなしい愛犬でも、相手の行動次第では噛み付いたり危害を加えてしまう可能性があります。そういったトラブルを未然に防ぐためにも、普段からしつけをして、どんな時でも冷静に行動できる犬に育てておく必要があります。
キャンプデビューするなら必要なしつけ
1.吠えさせない
無駄吠えする犬はキャンプデビュー出来ません。とくに夜間の無駄吠えは他のお客さん(キャンパー)の眠りを妨げてしまうため絶対に禁止です。
2. 犬だけで遠くへ行かせない
他のお客さんのところなど、入ってはいけない場所に行かせないために「しつけ」が必要です。最低限、「おいで(飼い主のもとに呼び戻すしつけ)」は覚えさせましょう。愛犬が他の利用者のところや、目の届かないところに行ってしまうと危険ですしトラブルの元となります。愛犬が遠くへ行きそうになったら、「おいで」のコマンドでいつでも呼び戻せるように訓練しておきましょう。
2.トイレは指定された場所でさせる
キャンプ場によっては、指定された場所以外でのトイレは禁止されています。その際、決められた場所でトイレが出来るように、「しつけ」をしておきましょう。
犬と行けるキャンプ場(関東、コテージあり)
コテージとは、生活に必要な家具や家電が備え付けられた宿泊施設のことです。
コテージなら、自宅と似た環境で過ごせるのでキャンプ初心者や犬連れでのキャンプにおすすめです。
ワンコが主役!(栃木県那須塩原市)
名前のとおり、犬連れキャンプ専用のキャンプ場です。一般的なキャンプ場では、犬連れではない利用者がほとんどですから、犬を連れているとほかのお客さんに迷惑がかからないよう十分に気を使う必要があります。また普通のキャンプ場では犬が入れるエリアが制限されており、何かと不便な思いをするかも知れません。
しかし、犬連れキャンプ専用のキャンプ場なら、他の利用者もほぼ全員が犬連れのグループです。つまり利用者のほとんどが犬好きだったり、犬に対して寛容な考えを持つ場合が多いため、犬連れでも他の利用者に気を使いすぎる事なく快適に過ごせます。
犬連れキャンプ専用のキャンプ場なら、設備も犬のために作られていますし、キャンプ場全体が犬OKエリアなのでのびのび過ごせますよ。
コテージ(ロッジ)の一泊の宿泊費は19,800円〜。オートキャンプサイトの一泊の宿泊費は7,150円〜。
スプラッシュガーデン秩父(埼玉県秩父市)
川に隣接しているキャンプ場なので、暖かい時期には愛犬と一緒に川遊びも楽しめます。
敷地内にはドッグラン付きの犬用温泉施設が併設されており、愛犬を思いっきり遊ばせたあとは犬用温泉で身体の汚れを落とせるので、愛犬の心も身体もリフレッシュさせてあげる事が出来ます。
敷地内には人間専用の温泉施設も併設されており、温泉好きの飼い主さんにもオススメのキャンプ場です。(ただし、犬と人間は一緒に入れません)
犬と泊まれるバンガローの一泊の宿泊費は17,000円〜。オートキャンプサイトの一泊の宿泊費は5,990円〜。ハイシーズンでも料金が変わらないのは魅力的です。

ペットと行けるキャンプ場(関東、ドッグフリーサイトあり)
ドッグフリーサイトとは、一つ一つの区画(利用者のプライベートスペース)が柵で区切られており、犬をノーリードに出来るキャンプサイトのことを指します。愛犬が他の利用者のところへ行ってトラブルになる心配をせずに済むので、犬連れでキャンプに行くなら断然ドッグフリーサイトがおすすめです。
わんダフルネイチャーヴィレッジ(東京都あきる野市)
都内にある犬連れ専用のオートキャンプ場です。ドッグラン付きのオートサイト(ドッグフリーサイト)や、愛犬と入れるレストラン、犬専用のプールが2つあるなど、犬連れに嬉しい設備が充実しています。一泊の宿泊費は8,000円〜。
キャンプマナビス(千葉県館山市)
歩いて行ける距離に海があるので愛犬と砂浜で遊んだり、岩場で磯遊びもできます。オーシャンビューの抜群のロケーションで愛犬と思い出作りが出来る、貴重なキャンプ場です。
ログハウス(ガーデンテラス付き)のプランに、ドッグフリーサイトがあります。一泊の宿泊費は1,4000円〜。
長瀞オートキャンプ場(埼玉県秩父郡長瀞町)
川に隣接しているキャンプ場なので、愛犬と一緒に川遊びも楽しめます。自然豊かな抜群のロケーションでアウトドアな雰囲気を満喫するにはもってこいのキャンプ場です。
ほかにも、キャンプ場周辺には観光スポットが多数あるので、キャンプの行き帰りに立ち寄るのもおすすめです。
テントサイト、またはペットバンガローに、ペットと宿泊が可能ですが、ドッグフリーサイトがあるのはテントサイト(テントに宿泊するプラン)のみ。一泊の宿泊費は4,000円〜。テントサイトを利用する場合、テントなどのレンタルが無いので、キャンプ用品を全て持参する必要があります。
キャンプアンドキャビンズ(栃木県那須郡那須町)
ドッグキャンプサイト、ドッグガーデンキャビンに、ペットと宿泊が可能です。ドッグキャンプサイトは犬4匹まで入場可、ドッグガーデンキャビンは犬3匹まで入場可。
一泊の宿泊費はドッグキャンプサイト6,000円〜、ドッグガーデンキャビン14,000円〜。テントやその他キャンプ用品のレンタルは事前予約が出来ます。
オーキャン宝島(栃木県塩谷郡)
日本名水百選に選ばれている「尚仁沢」が近くにあり、夏には川遊びも楽しめます。
都心が近い割に自然が深いキャンプ場ですので、自然豊かな風景の中で愛犬とゆったり過ごしたい、という方にはピッタリのキャンプ場です。
ドッグフリーサイトが30区画もあり、それぞれ区画の面積がかなり広めなので、運動量の多い大型犬や多頭飼いでものびのびと過ごせそうです。一泊の宿泊費は5,400円〜。
ゴールドマウンテンオートキャンプ場
都心からわずか1時間で着くので、長時間のドライブに不慣れな愛犬でも連れて行きやすいです。サイト内はレンガチップが敷き詰められており、地面の水捌けがよく愛犬の足やキャンプ用品が汚れにくいのもポイント。一泊の宿泊費は7,000円〜。
そもそもキャンプとは何か
キャンプとは、自然環境の中でテントやキャンピングカーなどの簡易施設を利用し、野外活動を楽しみながら必要最低限の装備で一時的に生活したり活動することを指します。
「キャンプ」とはアウトドアの種類の中のひとつ
「アウトドア」とは、「アウトドアアクティビティ(登山・トレッキング・ハイキング・釣り・ゴルフ・スキー・ランニングなど)」のことです。
キャンプは、この「アウトドアアクティビティ」の中の一つである、と言えます。
キャンプスタイルの種類

キャンプにはいくつか種類があります。これから犬とキャンプに行く計画を立てるなら、知っておくと便利ですよ。
デイキャンプ
宿泊せず日帰りで行うキャンプのことを、デイキャンプと言います。テントを設営したり寝床を用意する必要がないため、犬連れやキャンプ初心者でも気軽に楽しめます。
犬の様子を伺うためにも、まずはデイキャンプに連れて行きましょう。デイキャンプで環境に慣らしてから1泊のキャンプにチャレンジするのがオススメです。
オートキャンプ
車を使って行うキャンプの事を、オートキャンプと言います。キャンピングカーやキャンピングトレーラーに宿泊する場合もオートキャンプと呼ぶことができます。
車からタープ(日除け)をはったり、車の上にテントを設営するキャンプスタイルもこれに相当します。
キャンプ施設によってはテント設営エリアと駐車場を区別するところもあります。それに対して車でキャンプサイトまで乗り入れができる施設はオートキャンプに分類されています。車移動に慣れている犬にはオートキャンプもおすすめです。
しかし車での長距離移動は犬にとってストレスになる恐れがあります。移動中はこまめに休憩を挟み、休憩ごとに犬を散歩させましょう。
ツーリングキャンプ
バイクで行くキャンプの事を、ツーリングキャンプといいます。目的地までをグループまたは少数でバイクの走行を楽しみながらキャンプ場まで行き、キャンプ宿泊で旅行をします。
車ほど荷物が積めないため、テントと寝袋といった必要最低限のキャンプ用品を携帯することが多いです。車よりもキャンプ場料金が安いですし、スポーツ感覚でキャンプを楽しめる魅力があります。
しかしバイクでの長距離移動は犬にとってストレスになる恐れがあります。移動中はこまめに休憩を挟み、休憩ごとに犬を散歩させましょう。
ファミリーキャンプ
家族で行うキャンプの事を、ファミリーキャンプと言います。ファミリーキャンプでは子供たちもテント設営や野外での調理、片付けなど、普段と違う体験ができます。
そのため子供の創造性が高まったり自立心が目覚めたりと、以前になかった成長を発見することができます。
またキャンプ中は家族全員が同じテント内で過ごし、皆で協力しながら共同作業をするため、家族と密接に過ごす時間ができ絆が深まるということも期待できます。
愛犬とお子様が一緒に楽しめるファミリーキャンプなら、とても賑やかで楽しいキャンプになる事間違いなしです。
ただ、子供と犬という「行動に予測がつかないものどうし」、また普段と異なる生活環境ではどんな事故が起こるか分かりません。なのでキャンプに子供と犬を連れて行く場合は、保護者が常に監視を怠らないことが大切です。
ソロキャンプ
1人で自由に楽しむキャンプの事をソロキャンプと言います。誰にも干渉されたくないという自立心のある人にはピッタリのキャンプスタイルで、自由気ままな時間と野外体験を満喫できます。人間関係の煩わしさや時間に縛られることから解放されたいという人にぴったり。
美しい自然の景色や澄んだ空気の中に身を置けば、日常のストレスから解放されのびのびと羽根を伸ばせること間違いなしです。ソロキャンプのお供として、愛犬を連れて行きましょう。
グランピング
キャンプの中でもホテルに泊まる感覚に近いのがグランピングです。通常のキャンプはテントで寝泊まりするのに対し、グランピングでは鉄筋コンクリートで出来た建物内で宿泊をします。
通常のキャンプと比べて、グランピングでは自分で道具を持参したり、テントを設営する手間がありませんから、気軽にキャンプを楽しみたい人にはピッタリのキャンプスタイルです。
またグランピングでは空調設備も整っているため、ほとんど気温や天候に左右されること無く利用ができます。
いきなりキャンプ用品一式を揃えるのは躊躇する、という人や、テントの設営など全てを自分でするのは面倒、という方にはグランピングがオススメです。
また寒さや暑さに弱い犬がいる場合は、空調設備が整ったグランピングが安心ですね。
デメリットは宿泊費が高いところです。ちなみにグランピングとは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語だそうです。
キャンプ場の宿泊施設の種類(テント以外)
テントを持っていなくても、キャンプは楽しめます。テントより快適で空調など設備が整った宿泊施設なら、犬連れでも安心して利用が出来ますね。
コテージ

コテージとは、水回りや家具が一式揃った一軒家のような宿泊小屋です。通常のキャンプ場では水回り(トイレやシャワー)は他人と共同なことがほとんどですから、共同のトイレやシャワーに抵抗がある方にはコテージがオススメです。キッチンもついているので料理をしたり、まるで自宅にいる時と同じように過ごせます。コテージは共同スペースが無いぶん、他の利用者とのトラブルも起きにくいですしトイレに並ぶ必要も無いので、小さなお子さま連れや犬連れ、大人数でのキャンプはコテージを利用するのが良いでしょう。
バンガロー

バンガローとは、コテージの水回りの設備や家具の設置が無いバージョンです。コテージよりも宿泊費が安いので宿泊費を抑えたい人にはバンガローがオススメですが、寝袋やランプを持参する必要があります。
バンガローには普段では味わえない独特の雰囲気がありますし、あえて不便な環境に身を置いてアウトドア感を楽しみたい、という方にはバンガローがオススメです。
キャンピングカー・キャンピングトレーラー

キャンピングカーとキャンピングトレーラーの一番の違いは自走できるかどうかです。キャンピングカーは居住空間に運転席とエンジンがついた車です。一方、キャンピングトレーラーは居住空間のみとなっており、エンジンや運転席など車としての装備は付いていません。そのため、キャンピングトレーラーだけでは走行することが出来ず、トレーラーを牽引する牽引車が必要です。