自分でトリミングすれば0円

トリミングの道具を購入するにはお金がかかります。しかし道具をそろえて自分でやれば、トリミング代は0円です。これからずっとトリミング費用を浮かせられると考えれば、むしろ道具代は安いでしょう。
トリミングの道具は使いやすいものを選びましょう。少し値段が高くても、使いやすい道具を購入して何年も使うほうが結果的に安く済みます。また使いやすい道具でトリミングすれば、ストレスが少ないですし、キレイに仕上がりますよ。
トリミングに必要なグッズ一覧
- バリカン(ペット全身用)
- 小さなバリカン(ペット部分用)
- シャンプー(ペット用)
- ドライヤー(ペット用)
- スリッカーブラシ
- 爪切り(ペット用)
- 止血剤
- イヤークリーナー(ペット用)
- タオル
- 使い捨てビニール手袋
犬用ブラシの種類

- スリッカーブラシ
- 顔用ブラシ
- ピンブラシ
- ファーミネーター
- 獣毛ブラシ(豚毛・猪毛・馬毛・混合毛)
- ラバーブラシ
- ノミ取りコーム
- 両目コーム
1.スリッカーブラシ

スリッカーブラシは、針金状のブラシが特徴です。犬の毛のもつれを取るならスリッカーブラシを使いましょう。
ほかのブラシを使うときも、まず最初にスリッカーブラシでもつれを取り除きましょう。そうすれば、ほかのブラシが引っかかることなく使えます。
スリッカーブラシは長毛種にも短毛種にも使えますが、とくに長毛種の成犬に必須のアイテムです。
スリッカーブラシを持つときは親指と人差し指でつまむようにし、残りの指はそえるだけにしましょう。持ち手を強く握ると力が入りすぎてしまうため、ブラシで皮膚を傷つける恐れがあります。
ブラシの先端が皮膚に触れないよう、力を入れずにブラッシングしましょう。
2.顔用ブラシ

顔用のブラシなら涙やけを取り除くのも簡単ですよ。涙やけは、お湯でふやかしてからブラッシングすると、するりと取れます。
顔用ブラシは犬の顔のお手入れに使います。全身用のブラシだと目などを傷つける恐れがありますし、そもそも全身用のブラシでお顔の細かいところをブラッシングするのは無理です。
3.ピンブラシ

ピンブラシは長毛種の犬の毛をとかすのに使います。ブラシの先端が丸いので皮膚を痛めにくく、刺激が少ないのでブラッシングが苦手な犬にも向いています。
クッション性があるラバーにピンが植えられているタイプもあり、こちらはよりソフトな使い心地です。
地肌をやさしくマッサージすれば血行促進効果もあり、犬の皮膚や被毛を健康に保つ効果が期待できます。
4.ファーミネーター

ファーミネーターは、抜け毛を取り除くためのブラシです。
換毛期に床に落ちる犬の毛の量を減らしたいなら、ファーミネーターを使いましょう。
犬の抜け毛は床だけでなく空気中にも漂っているので、人が吸い込むと犬アレルギーの原因となります。自分や家族の健康のためにも、ファーミネーターで抜け毛の対策をしましょう。
ファーミネーターは猫用・犬用があり、それぞれサイズ、短毛種用・長毛種用が選べます。ファーミネーターより安価な類似品もありますが、うまく毛を取り除けないものもあるので正規品(ファーミネーター)がオススメです。
5.獣毛ブラシ(豚毛・猪毛・馬毛・混合毛)

Redecker(レデッカー) 高級キャットブラシ (猫ブラシ)
獣毛ブラシはブラッシングの仕上げでツヤを出すために使います。天然素材でできており、静電気が起きにくいというメリットがあるため、フケやホコリを取り除くのが得意です。
短毛種から長毛種まで使用できて、柔毛の犬には柔らかめのブラシ、剛毛の犬には硬めのブラシを使用します。
いちばん硬いのが猪毛、次に硬いのが豚毛、いちばん柔らかいのが馬毛です。
ブラシの表面が平らなものはツヤだし用、ブラシの表面がギザギザや丸みを帯びているものは地肌のマッサージ効果があります。
6.ラバーブラシ

ラバーブラシは全体が柔らかなラバー素材でできており水に強いブラシです。
短毛種の犬をマッサージしたり、短毛種の抜け毛を除去するのに向いています。
犬をシャンプーするときにも使えます。
7.ノミ取りコーム

ペティオ (Petio) プレシャンテ のみとりコーム 柄つき ペット用
ノミ取りコームはピンの間隔がせまいので、ノミを引っ掛けて取り除くことができます。
8.両目コーム

両目コームは毛並みを整えたり、カットするために被毛を立たせるときに使いますが、粗目と細目ではそれぞれ用途が異なります。粗目は毛を立たせてカットし、細目は抜け毛を取り除きます。
犬にブラッシングは必要?

ノミ・ダニを落とすために必要
公園や芝生には普通にノミ・ダニがいますから、お散歩から帰ったら毎回ブラッシングしてノミ・ダニを落としましょう。
毛のもつれがあるとその中にノミ・ダニが住みつきます。
ブラッシングしながら皮膚や身体の状態を見ておくと、病気の早期発見もできますよ。
トリミングの下準備として必要
バリカンやシャンプーの前に、ブラッシングして毛のもつれを取りましょう。
毛がもつれているとバリカンが引っかかるのでカットできませんし、シャンプーしても汚れが落ちません。
コミュニケーション手段として必要
ブラッシングはマッサージ効果もあるので、犬にとって気持ちがいいようです。コミュニケーションの一環として日常的にブラッシングをしましょう。
犬用ブラシの選び方

お悩み別におすすめのブラシがあります
- 毛のもつれを取りたい
- 涙やけをキレイにしたい
- 抜け毛を減らしたい
- マッサージしてあげたい
- 毛のツヤ出しをしたい
- ノミを取りたい
- フケやホコリを取りたい
- 手を使わずにシャンプーしたい

1.毛のもつれを取りたい
スリッカーブラシ

2.涙やけをキレイにしたい
顔用コーム

2.抜け毛を減らしたい
ファーミネーター

3.マッサージしてあげたい
ピンブラシ(長毛種用)

ラバーブラシ(短毛種用)

4.毛のツヤ出しをしたい
獣毛ブラシ(豚毛・猪毛・馬毛・混合毛)

Redecker(レデッカー) 高級キャットブラシ (猫ブラシ)
5.ノミを取りたい
ノミ取りコーム

ペティオ (Petio) プレシャンテ のみとりコーム 柄つき ペット用
6.フケやホコリを取りたい
獣毛ブラシ(豚毛・猪毛・馬毛・混合毛)

Redecker(レデッカー) 高級キャットブラシ (猫ブラシ)
7.手を使わずにシャンプーしたい
ラバーブラシ(短毛種用)
